

海外で働くメリット特徴
- 海外での医師の経験があるとより知識や技術、症例数などを増やすことができる
- 海外から日本の医療を見直すことができる
- 帰国後のキャリアップ
- 異なる文化・言語を学べる
- より良い生活水準を得ることができる
- プライベートの時間を大事にできる

- 海外での医師の経験があるとより知識や技術、症例数などを増やすことができる
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医師が海外で働きたいと考える理由は「海外での医療技術や症例に触れて、学びたい」という理由が多いと思います。働く国によって医療技術や症例数なども違い、また外科手術に関しては、日本より症例数が多い国もあり、知見と経験を蓄積することも可能です。

- 海外から日本の医療を見直すことができる
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海外の医療現場はもちろん日本と違うため、医療行為のやり方や病院・クリニックのシステム、勤務時間、休日、給料など海外で勤務することで、現在の日本の医療について客観的に見ることができ、いい面・悪い面を理解することができます。

- 帰国後のキャリアップ
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海外で学んだことを、日本に帰国後活かすことができます。なぜなら、日本に住んでいて海外の現場を経験したことのある人が、少ないためです。
帰国後に働く病院を探すときは、海外での経験や活用していきたい分野などが実現できる職場を選び、幅広く活躍のできるフィールドを見つけるようにしましょう。

- 異なる文化・言語を学べる
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医療に関する知識・技術だけではなく、現地の文化や言語も学ぶことが出来ます。特に語学力については研究においても臨床においても必須であるため、専門用語への理解も必要です。
向上が期待できる語学力が身につけば、国際的なコミュニケーションの場や英語での論文執筆も有利に行うことができます。

- より良い生活水準を得ることができる
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勤務する国によって異なりますが、生活水準を高めることも可能です。
タイやベトナムなどの東南アジアの国は日本に比べ物価が非常に安いため、生活水準を高めて、経済的に余裕のある生活を送ることは可能です。

- プライベートの時間を大事にできる
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海外の多くで残業がない国もあります。多くの国の人々がライフワークバランスを重視しており、自分や家族との時間を大切にしているためです。
例えばタイでは残業をしないといった国民性を持つため、日本で働くより自分の時間を大切にできます。
求められている診療科目、能力
日本人医師の需要があるのは、日本人が多く住む街のクリニックです。ですので、かかりつけ医として対応のできる内科医や小児科医が求められることが多いです。
その他にも、現地スタッフとのコミュニケーションが取れる語学力もある程度必要とされており、英語で日常会話が行えるレベルの語学力は必要になる可能性があります。
海外で働くに当たって
気をつけるべきこと
海外で勤務するにあたりリスクになる部分もあります。例として、言語の問題や現地給与・物価の問題、生活や習慣が合わない、医師免許の問題など様々です。
海外での生活ではやりがいを感じられる一方、上記で記載したリスクもあるため下記ポイントに気をつけることが大事です。
- 日常会話程度の語学力を習得しておく
- 事前に各国の医療情報、メリット・デメリットを理科する
- 目的を明確化してみる
- 時間があれば現地に行ってみるなど
就業までの流れ
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1
- 面接・採用決定
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2
- 書類収集
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例(中国の場合):各種申請に必要な書類
履歴書(英語または中国語)
大学の卒業証明書 ※公証・認証必要(原本)
医師免許証 ※公証・認証必要(写し)
犯罪経歴証明書 ※公証・認証必要(原本)
前職の在職証明書
証明写真(白背景。2寸サイズ 35mm×53mm 6枚、33mm×48mm 1枚)
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3
- 健康診断受診
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4
- 外国人医師免許・就労許可申請
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5
- 就労ビザ申請