桑間先生
桑間先生は、ニュージャージー州エッジウォーターの日系診療所で家庭医として20年以上診療を続けています。新生児から高齢者まで幅広い年齢層を対象に、日本人患者を中心に地域医療を支えています。
桑間先生は、健康診断や急性・慢性疾患の治療など、幅広い診療を提供しています。
アメリカの医療について、桑間先生は次のように述べます
桑間先生がアメリカで働くことを決めたのは、夫のキャリアがきっかけでした。
「夫がアメリカで医療研修を受けることになり、私も家族として渡米しました。その後、自分自身も研修を受けて臨床医としてのキャリアを築きました」と語ります。
「診療時間内に患者さんの主訴に向き合うことと、記録作成の両立が課題です」と桑間先生は振り返ります。
一方で、「日本語で家族全員の相談を受けられる医師として信頼されることが大きなやりがいです」と述べています。
海外でのキャリアを目指す若手医師に向けて、桑間先生は次のようなアドバイスを送ります
「快適な環境から飛び出して挑戦することが、人生の新しい可能性を切り開きます」
「米国ではプライマリケア医の需要が高く、家庭医として働くことも大きな選択肢です。若い時期にしかできない挑戦を大切にしてください」とメッセージを送ります。
最後に、『「Get out of your comfort zone(快適な環境を出ること)」というメッセージを心に刻み、人生の新たな可能性を追求してほしいとエールを送ります。』と桑間先生は語ります。
桑間先生は、「常に最新の医療知識を学び、適切な診療を続ける努力をしたい」と語ります。
「家庭医は対象とする患者層が広く、経験を重ねてもベテランと感じない分野です」とのことです。
吉田医師へのインタビューを通じて、海外での医療活動の魅力と課題が浮き彫りになりました。この記事が、海外での医師キャリアを目指す方々にとって有益な情報となれば幸いです。
当ページに関しては2024年1月時点で弊社が独自に調査したもので、最新の情報に関しては各国当局にお問い合わせの上、ライセンスの取得に関する手続きを行ってください。